40代DINKs妻の愛する日本酒3選!【食中酒】祝・無形文化遺産! 

日本酒を飲もう!

日本の「伝統的酒造り」が、2024年12月5日、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。この登録は、パラグアイで開催された第19回ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会で全会一致で決定されたものです。日本からの登録は今回で23件目となります。

この「伝統的酒造り」は、カビの一種である「こうじ菌」を用いて日本酒、焼酎、みりんを製造する技術が評価されたものです。この技術は、祭りや儀式など日本の伝統文化にも深く根ざしています。登録にあたり、「地域文化を未来に伝える」ことや、「技術の保持と継承への重要性」が強調されています。

ということで、初心者ながらも皆さんに日本酒の魅力を伝えるべく、私、40代DINKs妻が好きな日本酒をまとめます。ちなみに、我が家では、夕食とともに日本酒を飲むことが多いです。食事と合わせたい方にはちょうど良い日本酒だと思います!

マイベスト日本酒3選

  1. 廣戸川 特別純米            福島県 松崎酒造店
  2. みむろ杉 Dio Abita(ディオ アビータ) 奈良県 今西酒造
  3. 羽根屋 煌火(はねや きらび)      富山県 富美菊酒造

廣戸川 特別純米

スペック

  • 使用米: 福島県産の酒造好適米「夢の香」
  • 精米歩合: 55%
  • アルコール度数: 16%
  • 味わい: 穏やかな甘い香りと滑らかな旨味が広がり、食中酒として最適な上品な味わいを持っています。軽やかでキレの良い後味が特徴です。

特徴

廣戸川 特別純米は、福島県岩瀬郡天栄村にある松崎酒造店が醸造する日本酒です。蔵元の松崎酒造店は、明治25年(1892年)創業の歴史ある酒蔵ですが、現在の当時が新しい味わいを目指して再建を果たした銘柄がこの廣戸川 特別純米です。10回連続で全国新酒鑑評会の金賞を受賞 、「SAKE COMPETITION」では「2016年」純米酒部門で金賞を受賞しており、G7広島サミットの夕食会で提供された実績もあります。

私が感じる味わい

香りは優しいお米の香り、口に入れると、甘くなく、すっきりとしていて、フルーティではなく、お米のうまみを感じます。喉を通るときはアルコール感を感じるのですが、飲んだ後はさっぱりしていて、また飲めてしまう、そんなお酒です。和食を中心に、食事と合わせたい日本酒です。気が付けば残り少ない、どんどんなくなってしまうお酒です。

みむろ杉 Dio Abita(ディオ アビータ)

スペック

  • 使用米: 山田錦
  • 精米歩合: 60%
  • アルコール度数: 13%
  • 味わい: アルコール度数が低めで飲みやすく、酸味と甘味のバランスがよい。

特徴

みむろ杉 Dio Abita(ディオ アビータ)は、純米吟醸の火入原酒で、「清く正しい酒造り」を理念に掲げる奈良県今西酒造が手掛けるお酒です。「Dio Abita」という名前はイタリア語で「神が宿る」を意味し、日本酒ゆかりの神社への敬意や、酒造りへの想いを反映したものとなっています。「SAKE COMPETITION」で、「2019年」純米酒部門金賞、「2024年」金賞&ソムリエシェフ賞受賞と、近年特に注目を浴びています。

私が感じる味わい

軽く甘酸っぱい香りを漂わせ、口に入れた瞬間の飲み口の軽さは、さすがアルコール度数13%とうなってしまいます。軽い酸味と甘味を感じますが、食事の邪魔をするほどではなく、和食のほか、イタリアンなどにも合ってしまう、白ワインの様相を感じさせる日本酒です。我が家では一升瓶を2回ほど購入しましたが、すぐになくなってしまいました。あれば飲んでしまう、ついつい手が伸びる日本酒です。

羽根屋 煌火

スペック

  • 使用米: 富山県産五百万石
  • 精米歩合: 60%
  • アルコール度数: 16%
  • 味わい: 香り高いフルーティさと爽やかな甘みが際立ち、飲みやすさと奥深さを兼ね備えた味わいが楽しめます。熟成された旨みと繊細な酸味のバランスが良く、食中酒としても優秀です。

特徴

羽根屋 煌火(はねや きらび)は、富山県の1916年(大正5年)創業の歴史ある酒蔵、富美菊酒造が醸造しています。純米吟醸酒 煌火 生原酒として、「全ての酒を大吟醸酒と同じ熱意で仕込む」という丁寧な酒造りにより、新鮮な風味を保ちながら仕上げられています​。国際的な評価も高く、フランス日本酒品評会「KURA MASTER 」では、「2018年」 プラチナ賞受賞、「2020年」金賞、「2021年」 五百万石部門プラチナ賞(トップ2入り)、「2023年」純米部門プラチナ賞など、多くの受賞歴があります。

私が感じる味わい

香りは優しく、りんごとか梨のような果実を思わせます。口に入れると、ブドウっぽさを感じさせながらもさわやかな甘みと軽い口当たりなのですが、後口はべたつかずにすっきりとしています。フルーティーな味わいなのに、お料理とも合わせられる、きれいなお酒です。もちろん最速でなくなりました!

まとめ

今回は、リピート率、消費速度で3つ紹介しました。もちろん、おすすめしたい美味しい日本酒はたくさんありますので、引き続き、日本酒の魅力をお届けしていきます。日本酒の酒蔵は約1100蔵あるとのこと。未知の出会いが待っていると思うと、うきうきが止まりません。別記事で、初めてでも飲みやすい日本酒を紹介しています。今回ご紹介した3つと合わせて、良かったら試してみてください。一緒に、日本の伝統的な技術のすごさを実感していきましょう!

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