日本酒は「わからない」、「苦手」、そう感じているあなたに贈るおすすめの3本をご紹介します。日本酒を飲み始めたころに出会い、とても印象に残っている3本で、もちろん今でも大好きです! この3本は、一言でいうと「日本酒らしくない」のが特徴です。大人の女性が頼むと、「かっこいい!」と思ってもらえること間違いなし!私は日本酒を知ることで人生の幅が少し広がったと感じています。今日も冷蔵庫は日本酒でいっぱいの私が、日本酒愛を込めてお届けします。
こんな人に知ってほしい!
- 日本酒は難しい、わからないという人
- 日本酒は、アルコール度数が強くて飲みにくいと思っている人
- 日本酒は、最初の一杯には向かないと考えている人
- ちょっとおしゃれな日本酒を飲んでみたいと考えている人
- 日本酒をプレゼントしたいと考えている人
Beau Michelle(ボーミッシェル) 伴野酒造 長野県
おすすめポイント① 美しさ
1本目はボーミッシェルです。まず最初に目を引くのが、ボトルの美しさ。通常日本酒は、720ml入りの4合瓶か、1800ml入りの一升瓶で販売されることが多いのですが、こちらのボーミッシェルは500mlと1500mlの2タイプが主流です。500mlのボトルのスリムな見た目と、まるでワインを思わせるボトルデザインが素敵です。ラベルに音符が描かれている理由は、このお酒を造っているときに、ビートルズのミッシェルという曲を聞かせているから。お酒造りへの愛情やこだわりが感じられますね。500mlのボトルは箱も付いているので、贈り物にも最適です。
おすすめポイント② ジュースのような口当たり
美しい、少し黄味がかった液体をワイングラスに入れてみてください。本当に日本酒を飲んでいるのかわからなくなると思います。でも、そう思うのはまだ早いんです。ボーミッシェルは飲んでも、その戸惑いを十分に味わわせてくれるのです。グラスを傾けた時に香るのは、リンゴや白ブドウのさわやかな香り。そのまま口に運ぶと、果実感とともに軽い口当たり、しっかりした甘みを感じることでしょう。飲み込む寸前には、白ブドウのような酸味にも気づくことができます。こうなればもう、おかわりのグラスを傾けている自分がいるはずです。
おすすめポイント③ 軽い!
夢中で飲んだ2杯目でようやくあなたは気づきます。とても飲みやすいと。そうです。実はこのボーミッシェルのアルコール度数は9度。通常の日本酒のアルコール度数は15度前後ですから、これに比べるとかなり低いですよね。だから、ぐいぐい楽しめてしまう、そんな日本酒です。もちろん、日本酒ですので当然酔います。ある意味、飲みすぎ注意の危ないお酒です。初めから終わりまで、日本酒を飲んでいないかのような感覚を味わうことのできる、とても印象的な日本酒です。
亀泉 純米吟醸原酒CEL‐24生酒(亀泉セル‐24)亀泉酒造 高知県
おすすめポイント① 変わった名前とシンプルラベル
2本目は、変わった名前の日本酒が登場しました。かめいずみと読みます。後ろのCEL‐24というのは、高知県で開発された酵母の名前です。とても華やかなお酒を造る酵母として知られています。この通称亀泉CELですが、まず目を引くのが、このシンプルなラベルです。お酒の特徴を数値で示した少し無骨なデザインですね。昔は手書きだったとのことですが、今は印刷となっています。令和の時代に見てみると、かえってこのシンプルさが、カッコいい。無印良品が好きな、ムジラーの皆様には刺さるのかも、と思っております。私も好きです。
おすすめポイント② ほとばしるパイナップル!
このシンプルなボトルの日本酒を、どうぞワイングラスに注いでください。こちらも少し黄味かがっており、リンゴのような香りが感じられると思います。さあ、飲んでみましょう。突き抜けた甘みと酸味、ジューシーさ。思わず、まるでパイナップルジュース!と驚きを感じるでしょう。飲んでいるのは米からできている日本酒のはずですが・・。私も3度見しながら、興奮のうちにぐびっと飲んでしまった1本です。安心してください。もちろん日本酒です。アルコール度数は14度になりますので、ご注意ください。こちらの亀泉CELは、仕込みのタンクにより、味わいに差が出てくるのも特徴の一つとしています。パインのような味わいを、強く感じる場合と、そうでない場合があります。私も2本目はそうでした。もし1本目でパインを感じられなかった方は、あきらめずに、再度挑戦いただければと思います。
おすすめポイント③ 入手しやすさ
この亀泉CELは、大変人気なことから生産量が多く、蔵がしっかりと貯蔵し、安定して蔵元から出荷されているので、比較的長い期間販売されているのもうれしいポイントです。このパイン感に恋焦がれてしまう、突き抜けた日本酒です。
紀土(キッド)スパークリング 純米大吟醸 平和酒造 和歌山県
おすすめポイント① すごい泡!
日本酒は、「乾杯には向かない」、「泡が欲しい」、と思っている方に、ぜひ挑戦していただきたいのが、この紀土スパークリングです。シャンパンボトルに入り、開封口の銀色や、正面ラベルの赤い文字も輝いています。シャンパンも、ビールもよいのですが、ちょっと変化球として、紀土スパークリングを乾杯酒として採用してみませんか。絶対後悔させません。炭酸は外部から注入したものではなく、瓶の中でしっかりと二次発酵させている本格派です。もちろん開栓注意です。開けると、中からは豊かな泡と、乳白色の液体が出てきます。
おすすめポイント② 甘く、シルキーな味わい
香りは優しく爽やかですが、一口飲むと炭酸感とともに甘くて滑らかな味わいを感じることができると思います。さすがの純米大吟醸、雑味のないクリアな味わいです。日本酒であることを忘れて、ワイワイと楽しく飲めてしまう1本です。しかし、こちらもアルコール度数は14度としっかりありますので、お気を付けください。
おすすめポイント③ 飲み切れるサイズ感
紀土スパークリングも比較的入手しやすいお酒です。また、飲み切りサイズの360mlと、数名で飲める720mlがありますので、シーンに合わせて使い分けることができます。とても使いやすいとですね。日本酒の極上泡、体験してみてください!
まとめ
初めての日本酒におすすめ3選をご紹介しました。
- Beau Michelle
- 亀泉CEL‐24純米吟醸原酒生酒
- 紀土スパークリング純米大吟醸
どれも、印象に残るお酒で、私もリピートして飲んでいる日本酒たちです。本当においしいので、絶対試してほしいです。ただし、日本酒の好みには好き嫌いがあると思いますので、お口に合わなかったらごめんなさい。このブログで、日本酒の魅力を伝えていこうと思います。
最後に、日本酒を飲むときは、酔い過ぎたり二日酔いを防ぐため、同量の水(やわらぎ水といいます)を飲むとよいとされています。飲みやすい日本酒だからと言って油断せずに、大人のたしなみとして身に付け、健康に配慮して日本酒を楽しんでくださいね。
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