DINKs夫婦、仲良く暮らすために

DINKS夫婦の日常

はじめに

 私たちは、夫と妻の2人家族。子どもはいません。いわゆるDINKs夫婦です。よそのご家庭はペットをこよなく愛しているとか、おしゃれ生活を過ごしているとかの話を耳にします。しかし、私たちは共働きの転勤族。夏暑く、冬は寒いレトロな建具の家での暮らしは動物にも辛いもの。また、お別れをするさみしさには耐えられそうにありません。

 ということで、私たちは気ままに、2人の時間を謳歌しているわけです。もちろん、子どもは好きですし、かつては産みたいと考えていた時期もありました。読んでくださっている皆さんも思い悩んだ時期がある方、または今、悩んでいる方もいるかもしれません。このことはそのうち書いてみようと思います。

 子どもがいても、いなくても、好きで一緒になった者同士、いつでも仲良くやっていきたいものです。そこで今回は、我が家でお互いが気を付けていることについてまとめます。

我が家における夫婦の心掛け9選

  1. 気づいたことはすぐに伝える
  2. わかっているはず、と思わない
  3. 感謝や謝罪を伝える
  4. お互いの考えを尊重する
  5. 2人で楽しむ時間をもつ
  6. 素直に相談する
  7. お互いが精神的、経済的に自立する
  8. 相手のことを思いやる行動は自分のために行う
  9. 互いの家族を大切にする

気づいたことはすぐ伝える

 夫婦はしょせん他人。育ってきた環境も、性格も、大事に思うことも、今置かれている環境も違うもの。生活の中で、うん?と思うことは複数あると思います。また、気づいてほしい、と思いすぎて、相手との関係が悪化してしまった経験が誰しもあると思います。親しい夫でも、黙っていても伝わらないのは普通、と考え、気になることはすぐに伝えることで、意図や意味を確認して、誤解が生じないように心掛けています。二人だけの空間で気まずい空気感が流れるのはととてもつらいです。もちろん、伝えるタイミングや言い方には配慮が必要です。

わかっているはず、と思わない

 自分の思うように相手が理解していると思わないようにしています。自分は伝えたつもりでも、実は理解していなかった、ということもよくあること。また、自分の都合を相手も同じ温度感で理解しているとも限らないです。いつの間にか記憶から抜け落ちていることも。言った、言わないを論点にしても堂々巡りになることも多く、不毛です。じぶんが理解してほしいと思うことは、繰り返し相手に伝わるように表現したり、期日が近くなったら伝えたりすることが大切です。

感謝や謝罪を伝える

 相手に期待すぎるのはお互いにとって重荷です。また、思い込みで押し付けたり、当たり前と考えるのはやめています。二人の身の周りのことは二人がすること。相手が申し出てくれた時は、依頼を行い、やってくれた時は感謝を伝えます。してもらったことをほめたり、喜びを表現するように心掛けています。また、けんかをしたときは自分の悪いところを考え、素直に謝罪をすることにしています。どちらかが一方的に悪い、ということはあまりないと思いますので、謙虚な気持ちで自分を振り返ることが大切だと思っています。

お互いの考えを尊重する

 ある程度長く独身で過ごしてきた私たちですので、時間の過ごし方はある程度確立していると思います。自分のやりたい仕事の仕方、余暇の時間の過ごし方などの違いから、思惑がすれ違うこともありました。しかし、お互いの暮らしで大事にしたいポイントやペースは違うものと理解することで、より一層、自分らしくありながら、2人の時間も楽しめるのではないかと思うようになり、それぞれが同じ空間で違うことをしていても、居心地よく過ごせるようになりました。

2人で楽しむ時間をもつ

 DINKS夫婦の最大の良さは、独身カップルのように2人で過ごしたり、身軽に出かけたりできること。子どもがいれば、子どもを中心に企画をしなければならず、いろいろな制約が生じることもあると思いますが、大人2人ならば、そのような心配はいりません。逆に、子どもがいれば行くような場所にはあまり出かけられないというデメリットもあります。私たちは、○〇できない、と考えずに、なんでも面白そうなことには挑戦し、思い出を共有することにしています。お出かけだけでなく、一緒に家事をしたり、用事を足したりと、2人でならどんなことも楽しめるというやる気をもつことを心掛けています。

素直に相談する

 仕事の愚痴や人間関係の悩みなど、ついつい考え込んでしまうことも多くあります。そんなときは、お互いに吐き出して、話を聞いてもらうようにしています。一緒に憤慨したり、考え方を言い合ったりすると、だいぶん気持ちが落ち着き、2人の時間を暗い気持ちで過ごさなくてもよくなります。また、気になること、体調や不安な思いも、隠さずに伝えることで、解消のためのアイディアを一緒に考えたり、気を使ってもらえたりして気持ちが楽になることも多いです。

お互いが精神的、経済的に自立する

 相手に依存しすぎると、お互いの負担になると思っています。自分のことは自分でできるけど、2人でいれば楽しい。より充実した生活ができる、と考えて暮らしています。甘えるけど、甘えすぎない、良いバランスを保ちたいと思ってます。また、経済面でも、お互いに自由になるお金があると、気持ちに余裕が生まれ、金額の大小ではなくいつでもプレゼントを贈りあうこともできます。今後も自立した大人を目指して生きていきたいと思います。

相手を思いやる行動は自分のために行う

 してやったのに、とか、してもらって当たり前、などという感覚は、相手にも自分にも負担になるもの。相手を思いやり、何か行動をするときは、それを自分がしたいからする、という意識を持つようにしています。相手のことを思って選んだり、行動したりする時間が自分の豊かさにつながるならば、するべきだし、相手からの見返りを求める行動ならしなくてもよいと考えています。

お互いの家族を大切にする

 家族は相手を生んだり育てたり血を分けた大切な存在です。感謝や敬意をもって接していくことが大切だと思っています。もちろん、合う、合わないという問題はあると思いますが、一定の義務は果たせるように心掛けるのが、最低限のマナーだと考えています。

まとめ

 今回は、私たちDINKS夫婦が仲良く過ごすために心掛けていることについてまとめました。こうしてまとめてみると、改めて、夫の優しさやあたたかさに気付かされます。2人きりの家族だから、わだかまりなく、お互いに思いやって、長く楽しく暮らしていきたいですね!何か参考になれば嬉しいです。

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