共働きで家事をこなす皆さん、お疲れ様です!
共働きだと、家事を行うと、もう寝る時間、なんてことはよくあると思います。子どもがいれば、ここに育児が入るので、ますます忙しくなるでしょう。私たちのような「子なし夫婦」の場合、時間的に余裕があるはずですが、なんだか毎日時間がないと感じることも。子なし共働き夫婦における家事分担の現状と、我が家での取組についてまとめました。何か参考になったら嬉しいです。
データでみる子なし共働き夫婦における家事分担の実態
子なし夫婦の家事分担に関するデータは、総務省「社会生活基本調査」として5年に1回、調査報告がなされています。この令和3年度の調査によると、「男女の家事に取り組む時間には差があるのですが、年々少しずつ改善されてきている」そうです。また、共働きの世帯では、夫が家事に従事する時間がもともと多いようですが、それでも、「3倍程度の差」があるとのこと。また、「日本は諸外国と比較しても女性の家事負担が多い国」だそうです。
子なし夫婦でも大きな違いはなく、女性が家事の中心を担う傾向にあることが分かります。
データでみる男女の家事の具体的な分担
私たちのような子なし夫婦の場合、子どもがいない分、育児関連のタスクは発生しません。そのため、家事分担は主に「食事の準備」「掃除」「洗濯」「買い物」などに集中します。
内閣府「男女共同参画白書 2019年」からは、料理、掃除、洗濯などについて、「基本は女性、しかし夫も参加することが増えた、洗濯物を干すのは夫が行うことが増えた」などと読み取ることができます。やはり家事は女性が中心となり進めているようです。
我が家の分担具合は?
私たちは現在、フルタイムで働いておりますが、夫の忙しさもあり、家事のほとんどは私が行っています。ただし、夫にやる気はありますので、お願いするとやってくれることが多いです。また、食後の茶碗洗いやごみ捨てなども、自発的にしてくれます。
それ以外の家事をすることについて、夫に聞いてみると、「それぞれにやり方やこだわりがあると思うから、なかなか手が出しづらい面もある。やるときはやり方を確認しながらやる」とのこと。
なるほど、文句ではないと言いつつ、洗濯物の分別、たたみ方や、料理のメニューなどは「こうしてほしい」、「ここにないとだめ」などという思いがあるのは否めません。
ということで、夫が協力的であることや下記にまとめた工夫がうまくいっていることから、私は現状にあまり不満はありません。
家事の分担を進めるために
パートナーと家事を分担して、自分の時間を増やしたり、気持ちよく過ごしたりしたいという思いは誰もが持つものだと思います。試行錯誤してきて、いい感じになってきた、我が家での工夫を紹介します。
定番化・やることに見通しを持つ
我が家では、なるべく、ルーティーンを決めて家事をするように心掛けています。この時間には食事を作り、食後は茶碗を洗う、テーブルを拭く、それから自由時間の始まり、だとか、土曜日の午前中は、洗濯機を回し、掃除機をかけ、トイレ掃除をする、などというように、次の行動が決まっており、内容がわかっていれば、行動することができるからです。
一緒に行う
その時により、程度や、求めるものが異なるのが家事というもの。例えば洗濯でも、セーターなど水分を含むものはハンガーのかけ方を変えるなど、いつもと違うさじ加減が必要な時もあります。一人でさせてしまうと、わからないから、間違える、注意する、嫌な気持ちになるなど、あまり良くない流れになってしまいます。一緒に行うことで、コミュニケーションがとれ、正しいやり方が伝わり、感謝をもって伝え合うことができます。
家事を楽しむ工夫をする
家事を負担に感じず、「一緒に楽しむ時間」を目標にできると、協力体制が整います。例えば、我が家では「食事の時に日本酒を飲む」「食後はドリップコーヒーを飲む」というルーティーンができているので、すべき家事を協力して進め、早くたどり着こうという意識を共有することができています。家事を単なる負担にするのではなく、共同作業としてポジティブに捉え、達成感を味わうことができます。
使えるものは使う
毎日の食事の準備は大変です。少し手を抜いて、料理の手間を省くようにしています。私も以前は手作りが愛情!という意識がありましたが、最近は、冷凍食品やレトルトなどがお求めやすい価格で、バラエティ豊かな品揃えを見せています。むしろ食べてみたいと思うものばかり。先日、我が家では、「好きなものを買ってお昼ご飯にする」、というイベントを開催して楽しみました。お得な「楽」は、どんどんするべきですね。
まとめ:子なし夫婦の家事は「協力」「定番化」がカギ
子なし夫婦の家事分担は、仕事やライフスタイルに合わせて行うことが大事だと思います。2人で家族を構成しており、家事は2人の協力で成り立つという意識をもって当たり前に取り組めるようにすることが、仲良く家庭生活を過ごすためには必要だと思います。夫婦間でコミュニケーションをしっかりと取り、お互いができることを分担したり、一緒に行ったりして、楽しく家事をこなせるといいですね。
我が家で取組を紹介しました。皆さんの家庭での家事に何か役立てば嬉しいです。ストレスを減らして、日々の家事を楽しんでくださいね!
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